2010年 7月



7月31日 「シェーン」
1953年の作品、知らない人はいないだろうと思われる「シェーン」をニコニコ動画で視ました。結構いい場面がたくさんあるんですね。太い木の根を斧で削っていく、二人で力を合わせ、二年かかったという根を倒すところは本当に力が入っていて、開拓ってこうだったんだ、と納得させられます。開拓農民の息子ジョーイが「シェーンが好きだ」というと母親が「あまりたくさん好きになってはだめよ、いなくなるとき悲しいから」とさとす場面はほろっとします。犬もなかなかのものでした。お葬式で土に埋められる棺桶に前足を出して止めようとしたり、ガンファイトになりそうだと察したら、その場を離れる犬などしっかりうつしているんですね。ライカ一味のところにでかけようとするシェーンにジョーイの母は「Take care of yourself.」(気をつけて)と言うんですが、字幕は「死なないで」でした。二人は惹かれ合っているのですが、マリアンはどう言おうかと逡巡していて、やっとそういうんだし、迷った挙句、手を出して握手するんです。「死なないで」とは言わない筈だと思うけれど。wikiに「シェーン死亡説」がのっていました。いやあ、死んでいないと思います。主役のアラン・ラッドって50歳で亡くなっているんですね。

相棒がカボチャを収穫したというので一個もってきました。味見をするために一かけら電子レンジでチン、一分なのに柔らか〜くぺちゃぺちゃです。味はまあまあ、ちょっと収穫が早いかもしれません。

7月30日 「抜粋された英文」
高校時代、特別講習を受けていました。英語購読のような内容で、何かの作品から抜粋したような文が5〜6行あり、それを訳していました。一番よく出てきた文はサマセット・モームの「人間の絆」です。これは先生がそう言ったのかもしれませんが、わかっていました。

それから、気になったもので、(これは教科書にあったBlack Boyの前か後ろにつながるストーリーではないのだろうか)と思える文がありました。これに関してはずっと心にあって、10年以上も経って原文ではなく、とうとう訳本で読んで好奇心を満足させました。代わりにNative Sonという同じ作家の本を買って読みましたけど。

それで、今日ですが、Was it an Englishman or a Frenchman who first remarked that every family had a skeleton in its cupboard? という文を見つけ、「ああ、これこれ!」と思ったんです。Every family has its skeleton in the cupboard.「どの家庭も戸棚の中に骸骨がある」という諺なんて知らなかったし、随分変な諺だという記憶がありました。「どの家庭にも知られたくない秘密がある」という意味なんですが、いったいどんな秘密があるんだろう、と知りたくなりますよね。でも抜粋だから、そこで終わりだったんです。これはウィルキー・コリンズの"The Family Secret"という短編でした。翻訳は「家族の秘密」とか「家庭の秘密」で出ているようですが。それで今日、何十年ぶりかで、とうとう秘密をさぐりあてましたので(笑)、いずれ、翻訳をのせたいと思います。
7月28日 「早起き」
早朝5時半に畑へ出発。枝豆、トマト、なす、空芯菜を収穫、水撒きをしてきました。トマトは一時期よりおいしくありません。なぜだろう?帰宅時花友と会って食べてもらったのだけど、やはりおいしくないと言っていたから私の気のせいじゃないんですよね。花友が「めんつゆに漬けるとおいしいって」というので半分漬けておきました。空芯菜は特に欲しいわけではないんですが、どんどん摘み取った方が柔らかいのではないか、という気がしているので。キュウリは先日10cmくらいになっていたので今日は収穫のつもりでいたら、そのまま黄ばんでしわしわになっていました。もうおしまいかもねぇ。ピーマンが一株あたり5個くらい実がつきだしました。まだ5cmくらい。でも種蒔きから全部自分でやったので嬉しいですね。種は100円ショップで購入したもの、2袋で105円でしたよ。5株あります。

たんぼの周りをぐるっと、ところどころ棒をたてて白のビニールテープで囲ってある。それだけでなく、よくよく見ると、20cm間隔くらいで平行に透明な糸を張っている。スズメよけだろうな、とわかるけれど、こんなにたくさんどうやったのだろうと驚きました。あれだけ丁寧にやったら被害は皆無のような気がします。

このところ生活のリズムがめちゃくちゃで昼と夜が逆転したりしています。それで今日は早起き。エアコンはつけっぱなしだけど、必ずしも快適なわけではありませんよね。

7月26日 「図書館」
11時頃に図書館へでかけました。いつもはただ棚を眺めて、面白そうな本を探すだけというのが多いのですが、今回は借りたい本をメモしているんです。棚に無いのはわかっているので、PCで検索、ひっかかったのは一冊のみでした。漢字変換できなくて、これでうまくヒットできるの?と思っちゃいますよね。「月長石」って「げっちょうせき」です。これが倉庫にあるというので手に入りました。

あとの本は係員のPCで検索、題名でなく、作者で検索してもらいました。『妖怪博士ジョン・サイレンス』を探していたのですが、『心霊博士ジョン・サイレンスの事件簿』がヒット、似たりよったりの題名に係員が首を傾げていましたがね、「多分訳者と出版社が違うんですよ、きっとそれです。」原題はJohn Silence: Physician Extraordinary(ジョン・サイレンス:驚異の医師)なんですけどね。作者もブラックウッドでは複数いて、「アルジャーノン・ブラックウッド」と言ったら、「アルジャーナンですけど?」「それでいいです。」(^^;  (アルジャーノンはネズミ、『アルジャーノンに花束を』ではね。)

それでヒットしたものを全部予約して紙に書かなくてはならず、PCをこちら側に向けてもらって・・・たいして混んでいないからまあいいでしょう。埼玉県じゅうを探してくれるのだそうです。尋ねませんでしたが、それで無かったら?予算があれば請求しなくても買ってくれたりします。

以前(1997年でした)、永山則夫が処刑されたとき、「無知の涙」を予約したんです。よその図書館からとりよせるという話だったのに、連絡がきてうけとったら地元の図書館のもので新品でした。二週間の期限が過ぎたら早速返却督促されました。予約が何人もつかえているんだとか。事件があると人って興味をもつんですよね。

帰り、自転車の座席の熱いこと、特に薄地のズボンだったからお尻がやけどしそう。駐輪場で日陰なんて選べないですから、今度行くときは座席の保護も考えなくちゃ。

7月25日 「白衣の女」
今翻訳している「ブロムレイ・ギバーツ物語」の最後にウィルキー・コリンズが出てきます。その作家の作品に「The Woman In White」とあるのですが、検索してみると結構好評で読みたくなりました。その前に映画は?と調べたらありました!英語なんですけど、字幕がスペイン語?みたいになっていて11分割。夏休みに入ったせいかダウンロードが遅い。でも観てしまいました。

ところが細部が気になってやはり原文を読みたくなり、そんなことをして午前10時くらい?花友が枝豆とキュウリをもってきてくれました。枝豆が余ってしまったらしい。そのあと眠ったんですけど、猫二匹がお腹の上に載ったりして、う〜ん、グロッキー。目が覚めたら夜の7時過ぎじゃありませんか。
7月23日 「トマト」
買物に行き、畑のメンバーと出くわしました。「トウモロコシのおしべが出つつあるので薬をまくんだけど、近くに枝豆があるからどうやろうか」とのこと。「葉の間にそっと入れたら大丈夫じゃないの、それに少し位こぼれたって枝豆をすぐ食べるわけじゃないし」と話しあう。

帰り道、花友ご夫婦が外に出ていたので、雑談。ハートトマトが庭に一本ある。お孫さんがハートだと喜ぶだろうとわざわざ買ったもの。以前、枝が伸びたとき挿し木にあげようか、と言われたけれど断ったんです。一個赤くなっているので味見にいただきました。皮が硬く果肉の水分が少なく、おいしいとは言えません。アイコもだめだねぇ、結局正体不明の一人ばえの丸いのが一番うまい、と話し合いました。「ところであとで播いたミニキャロルは?」に「まだ熟していないから味見していない」

「来年用に、あの丸いトマトの種を播こうかな?」と言ったら、ご主人が「播かなくてもこぼれ種で生えてくるよ」ですって。(それで今年はやってうまくいったんですけどね)、「でも、一人生えだとアイコだかなんだかわからなくなるじゃない?」途端に「ウチの畑のトマトにアイコみたいな長い実のもできたんだ、丸いのが変わったのかもしれない」と言うんですよ。「去年、アイコも植えてたんじゃないの?確かに長い実もあって見たんだよ。」ご夫婦とも首を傾げている。

まあ、わかりませんがね。でも、ご主人にあちこちに畑仲間がいて、苗をあげたり貰ったりしているのだから、紛れ込んでもおかしくないと私は思いますよ。私はトウガラシの種を播いて15本もできちゃったから、自分の2本を除いてみんなご主人に渡したら、無駄にしないで仲間に分配してましたもの。「どのトウガラシ?」と聞くから「おたくからいただいたトウガラシ」。「どのトウガラシだろう?」(^^;

7月22日 「保護されたPDFから内容をコピー」
翻訳しているときの作業はWordの英文の下に日本文を入力、それをHPBに貼り付けています。従ってPDFだと困るわけです。PDFの文字部分をコピーしてWordに貼り付ければできる筈なんですが、このファイルには「保護」がかかってできません。

「ファイル」⇒「プロパティ」⇒「セキュリティ」タブを見ると

左図のように「内容のコピー」は「許可しない」です。

う〜ん、なんとかならないか、そうだ!試してみよう。

「ファイル」⇒「印刷」で

プリンタの名前を「Microsoft XPS Document Writer」にし、「OK」、「ファイル名を付けて保存」ウィンドウがでるので、適当に名前を入力、「保存」をクリック、○○.xpsというファイルができました。これを開いて文字をコピー、Wordに貼り付け。できたあ!段落は無視されてしまいますけど、一発でできたから嬉しさもひとしおでした。

Word2007はPDF形式で保存できるんですよね。ではPDFファイルをWordで開けないの?とやってみましたがだめでした。PDFをWordに変換するコンバーターは有料、シェアウェアであるらしいんですが、Document Writerはもともとインストールされているから、お金も余分な手間も要りません。

7月20日 「尾籠(びろう)な話」
近所の人と話していたら、人間ドックの話になりました。便に潜血しているので、内視鏡検査することになったそうなんです。「前日から下剤を飲んで、夜中に目覚めトイレへ。当日は10分おきに下剤を飲む。あっと思うともうパンツが暖かく、二度ほど洩らしてしまった。もう便ではなく、飲んだものがそのまま水で出てくる感じなのよ、検査自体は痛みもなく無事に済んだのだけど、途端にとてもお腹がすいた、何か食べなくちゃ、と思ったの。鎮痛剤で身体はまだふらついていたんだけどね、それで周りを見回したらマグドナルドと豚カツ屋があったの。」ああ、聴いてるこちらが気持ち悪くなってきましたよ。「マグドナルドは嫌だな、と思ったから、豚カツを食べたの、お腹がすいていたからキャベツも全部食べた、それでお金を払って外へ出たら」そらきた!「もう胸が気持ち悪くなって、歩けない、脂汗が出てきて、這うようにして、近くのベンチへ。でも早くトイレへ行って吐かなくちゃ・・・駆け込んでぜ〜んぶ吐いちゃったの。」

教員になって間もなくの頃、胃潰瘍になりました。治りましたが、その後、何年間かときどき痛むことがあったんです。で、健診なんですがバリウムを飲むと下剤をくれますよね。どうなるかわからずに二錠飲んじゃった。大変!トイレが近くて授業ができません。その次の年は一錠飲んだ。それでも柔らかくて・・・飲んじゃだめなんだ、とわかりましたね。でも硬くなっちゃうのも嫌なので検査自体が億劫でやめちゃいました。

7月19日 「収穫」
三日ぶりの畑です。早朝5時半頃に出発したんですけど、それでもむっとしていました。流石に車の流れは少なく、自転車も走りやすかったし、車が来ないので信号無視もしちゃいました。それでも早起きさんは結構いますね。実は私は早起きではなくて、まだ眠っていないんですけど。暑い日はお昼寝が長いのでね(^^;。

白鷺さん、お早う、で、いつもながら5、6羽、目にしました。ジ―ッとセミの鳴き声。そう言えば、今年初めて聞いたような気がします。なすがかなり大きくなって7個、きゅうり3本、ミニトマト大量、枝豆がふくらんできて、もういいかなと何本か抜いたのですが、一本での分量がよくわからなくて、いざゆでる段になったら案外多いですねぇ。御飯を食べないで枝豆を頑張らなくちゃ、です。品種は「湯上り娘」、かなり甘いです。ざるにいっぱい。

かぼちゃがやっと大きくなってきました。スーパーで買ったニュージー産カボチャからとった種で、4分の一くらいに切ってあったんですよね、それを頭の中で円にしてミニカボチャと言ってたんですけど、どうも大きい西洋カボチャになりそうなんですよ。食べきれないのでミニの方が好ましかったんですけど、しかたないですね。4本植えているんですが、花友のご主人に言わせると、「一本に20個くらい成らせなくちゃ駄目」なんだそうで...そうすると80個ですよ、そんなにカボチャ要りませんよ、私は。小苗の時期に消滅しそうになったので、今のところ4本で3個くらいしかありません。雄花ばかり多いですねぇ。一夫多妻どころか多夫一妻です。調べたら子ヅルを一本だけにするといい?でももう4本があちこちからまっているから何が何だかわかりません。

昔、埋めたゴミから生えたカボチャをそのまま庭で育てたことがありました。何度もヘアピンカーブさせてちっとも実がつかないので飽きてしまい、ほったらかしで旅行にでかけたんです。帰宅したら、葉っぱも枯れ影も形もないのでカボチャのことはすっかり忘れていました。松の木にごろんとスズメバチの巣!こわくてこわくてそっと近づいたら・・・そうなんです。カボチャでした。

7月18日 「子供の眼」
リチャード・ノース・パタースン著、新潮社。「罪の段階」で息子の母親の弁護人を務めたクリス・パジェットが、同僚で今は恋人テリの夫殺しの罪で裁判にかけられる。夫リッチーというのは、嘘つきでずる賢く、娘エリナの監護権をとるためにありとあらゆる策謀を巡らし、先手をうって、テリを悩ますのだ。そのあくどさは読者にも「殺してやりたい」と思わせるくらいだ。

法廷での丁々発止は相変わらず読者を魅了するが、それを読んでいて、どこに真実があるのか?これでは無実であっても有罪になってしまう、という恐ろしさを感じる。ある場面では記憶の曖昧さというのも問題になってくる。確かに見た筈なのに、細かいところを指摘され、自信がなくなってくる。おまけに間違えたら大変なことになると思えば、正直な人ほど断言できなくなってくるのではないだろうか。パジェットの息子カーロも恋人テリも嘘をつく場面がある。パジェットに不利な証言をしたくない、という思いからだ。政治がらみで検察側が隠しておきたい事実、パジェットにも沈黙しなければいけない事実がある。「罪の段階」でもそうだが、被告は弁護人に全てを打ち明けて裁判に臨むのではないのだ。

ところどころユーモアや皮肉がある。リッチーのところで見かけた男は「35歳くらい」と証人が言えば、弁護人は「パジェットは47歳、まあ本人は悪い気がしないでしょうが」と言う場面、殺害の状況を単なる証言ではなくリアルに見せようと検事が被害者になって実地に演じたあと、反証のため弁護人がもう一度実演させる場面、リッチーの言葉ばかり信じて目の曇っている小学校教師が自分の不公正さを暴かれていき、たじたじとなって「わたしは正しいと思ったことをしたまでです」と言う。検事に、証人にいやがらせをしている、と言われて、弁護人は「わたしは正しいと思ったことをしたまでです」と言うのだ。他にもこういう可笑しさはあるのだが、日本の裁判ではこういうことはないだろうな、と思った。

「サイレント・ゲーム」「罪の段階」「最後の審判」と続いてパタースン四作目ですが、「最後の審判」はあまり面白くなかったです。
7月17日 「アクセスカウンター」
左がUL5の無料カウンター、右のカウンターがauone-netのものですが、左右に表示される数字を書くと
3510 2439 からUL5はずっと×表示だったんですね。今日久しぶりに表示されて
3552 2543 です。UL5は42増えていますが、auoneは104増えているんです。う〜ん、UL5はサーバダウンしたのかも?

それで他の無料カウンターは?と探して「1800カウンター」というのに登録してみたら、貼り付けするソースがやたら長くて、よくよく見たら、隠しリンクで「出会い系」「裏DVD」へ誘導するようになっていました。「ソースをそのまま使わない場合は削除させていただきます」だって。こういうの「永久無料」とは言わないと思うよ、無知な人を騙して広告を載せるようにしてるんだから。なるほどねぇ。感心している場合じゃない。カウンターについてはもう少し考えることにしましょう。
7月16日 「windows ヘルプ」
今日のジョーク「迷子ヘリコプター」を作っていて、思い出したことがありました。パソコンをいじっていると、いろいろメッセージが出てきますが、奇妙奇天烈なのは、ゴミ箱を空にしようとすると、「windowsを削除しますか」と出てくるもの。一瞬、自分は何をしてたっけ?と呆然と画面を眺め、次は「いいえ」を選び・・・パソコンを再起動すると直ってしまうらしいのですが、昔からあるバグらしいです。vistaではまだお目にかかっていませんね。

というわけで「windows ヘルプ」を覗いてみたら、「不要なアプリケーションをアンインストール」が目に飛び込んできて、その作業をしました。ディスクの空き容量が10%ほど減りました。次は「パフォーマンスを優先にする」に直してみたら、まるでみにくいので、戻したら、画面の背景色が真っ黒になっちゃって戻せないんですよ。「ウィンドウの色とデザイン」を間違っていじっていた(^^;のですが、「デスクトップの背景」でした。それでこんな色が目にやさしいというサイトがあったので暫くやってみようと思います。


7月13日 「月桂樹」
昨日のこと。夜半から夕方まで暴風と小雨でした。合間を見てはハンギングや塀の外の鉢に植え換えたり草むしりしたりしていました。ふと見ると月桂樹が伸びています。大して日当たりもよくない隣地との境に植えているのですが、困るほど伸びるんです。植木屋が「伸びたら太くなる前に切るように」とアドバイスしてくれたのに・・・慌てて切りました。お向いさんはお料理にローリエを使うというので、ピンポーン、好きなだけ持っていってください、と。この月桂樹は、息子の誕生プレゼントに市でもらったものです。要らないなら切り倒してしまえばいい、と植木屋は言うんですがね。まだ決心がつきません。スーパーで「月桂樹の葉」「ベイリーフ」「ローリエ」とあり、見た目は同じなんだけど、どう違うのかしら?と真面目に考えている人がいます。ある時、「ベイリーフ」は英語で「ローリエ」はフランス語で月桂樹のことよ、と言ったら、相手があまりに恥ずかしそうにするので、こちらも困惑したことがあります。一時期、ミニトマト、プチトマトってありませんでしたっけ?

夕方、畑へ行ったら、花友夫妻がいました。暴風で竹竿の支柱が折れたり根元から浮いたりしていて、インゲンの根が土から上がってしまっていました。はっとして「えっと、うちのは?」と見ると大丈夫でした。あとでご主人が畝の方向を較べて(道路に平行が花友、直角が私)、「風がこう(道路に直角)吹いてきて、だから畝の方向がこっちの方がよかったんだな」と言ってました。私の畑がどうして直角方向になったかというと、花友の真似をして縁に枝豆を植えたら、それが直角方向になるので、他の畝もそうなっていった、というだけなんですけどね。

ミニトマトを初収穫。相棒が苗で買ったアイコ?、皮が固くあまりおいしいとは言えない。花友の畑でひとり生えしたミニトマト(アイコだと思っていたら勘違いでなんだか忘れてしまったという)の丸い実の方が皮も柔らかくはるかに甘かった。三人で味比べをしたりして、収穫したものをほとんど食べてしまいました。

今日もどんより曇り、PCのガジェットによると25度、涼しいですね。取引銀行からお中元をいただいていました。以前におそばを貰ったことがあり、箱の形から、勝手に蕎麦だと考えてお湯を沸かしながら袋を開けると、うどんでした。うどんよりそばが好きなんですけど、まあいいや、と食べてみたら、おいしかったこと。「山形蔵王」とあります。

昔、我が家でアメリカ人、英語教員と稲庭うどんを食べたことを思い出しました。日本人が「うん、これはうまいね、英語でなんというかわからないけど」というので「なんと言いたいの?」と訊いたら「腰がある」。アメリカ人が英語で「わかる、パスタならアル・デンテ、英語には無いけどto the teeth」と言ってましたよ。「腰がある」=「歯応えがある」ですよね。今Al denteを調べたらoffering resistance to the biteを見つけました。al denteの英訳が"to the tooth" とか "to the bite"になるらしく、会話でそう言うわけでは無いらしい。
7月11日 「災害救助犬が行く」
ハンク・ホィットモア&キャロライン・ヒーバード著、新潮文庫。単に救助の場面だけでなく、訓練の様子や検定の話もあるのが興味深い。M8.2のメキシコ地震での活動は圧巻。腐乱死体に対する最初の反応が犬によって違うが、「クーンクーン、耳をねかす、尻尾を後ろ脚の間に巻き込む」「全身の毛を逆立てる」「おしっこをちびる」「あとずさりする」など、その後、来る日も来る日も死体発見が多く、生存者発見が少ないという状況が続いたある日、ベッドの下に隠れてしまい、食欲減退で食べなくなる。懇意の獣医にお願いして、瓦礫の下に隠れてもらい、”生存者発見”をさせると、わんわん吠え、尻尾をちぎれんばかりに振った。犬だって達成感が欲しいんだ、という話は感動的でした。アルメニア地震では現場の状況が克明に描かれ、悲惨さが胸をうつ。また、世界中からの救援物資や医薬品の話もある。さまざまな言語で書かれた医薬品を分類する作業自体大変なことがよくわかった。倒壊した建物は砂の含有量が多いブレジネフ政権時代のもの、倒壊したあとは粉塵が多く積り空気穴がないという状況や、チェルノヴィリのときは全容を明らかにしなかったソ連政府だったが、この地震の際には驚くほど正直だった。モスクワ・ニュースでは「・・・社会主義は完璧であり、資本主義よりも数段すぐれているふりをしてきた・・・欺瞞的なプライドよりも人命の方が大切・・・」と載せたという。ゴルバチョフのペレストロイカ、ソ連崩壊に向かうことを彷彿とさせる。なお、キャロラインは自費で阪神大震災のときもやってきて、19名の死体発見をしたようだ。

お暑うございます昨晩、花友が来て、キュウリが長く伸びてたわよ、と言われたので、今朝8時に畑へ行きました。地這いキュウリが、太くなりすぎ、これは漬け物用ですねぇ。四葉はちょうどよさそうなのが1本、あと2日くらいでよさそうなのが2本。スイカ、メロン、カボチャは毎日見てあげないとだめそうです。近くのトマトの支柱にからまって上ってしまうんだもの。隣が花友の畑になっていて、ご主人が「カボチャがよそにいかないように、枝豆で囲うんだ」と言っていたので、へぇ、そんなもんか、と感心して聞いていたのだけど、枝豆の上に覆いかぶさって、しっかり垣根を越えていましたよ。

蒸し暑いからドアを閉めてエアコンを入れようとしたら、ドアのところに長々と伸びているSirius。
7月10日 「暑い日とゴーヤ」
昨日の本の書名「サイレント・ゲーム」を何故そういう題なのかと思っていましたが、英語の題はSilent Witnessで「沈黙の目撃者」なんですね。つまり「死人に口無し」のことを言ってるのではないですか。これならわかりますよね。

図書館でパタースンの本をたくさん借りてきました。夏休みも近くで、暑さ避けなのか混んでいました。職員4人でさばいていましたが、返却本は処理しきれないで山となっていました。

いつまでも小さなビニールポットに入れたまま二階のベランダで伸ばし放題のゴウヤ。網戸などにからまっていました。肥料も不足して葉っぱは黄緑。下に降ろし大きな鉢に植え換え、二階のベランダから網を垂らして這うようにしました。余った苗だし、ゴーヤはあまり興味がないんだけど、これでも実がつくかもしれないです、這う植物というのは一旦伸び出すと元気がいいような気がします。

7月9日 「サイレント・ゲーム」
リチャード・ノース・パタースン著、新潮文庫。あまりに引きこまれて徹夜して読んでしまいました。辣腕弁護士トニーは高校時代恋人殺害の容疑者とされ、苦悩の日々を過ごす。28年後の今、高校時代の親友で今は母校の教頭をしているサムが教え子と関係をもった挙句、殺害した容疑を受ける。トニーはサムの妻から頼まれて弁護士をひきうけるのですが、‐‐人物描写、偏狭な人々で構成される田舎町、人種差別、罪の意識、・・・法廷での様子がとてもリアルで、検事の質問の意図は何か、陪審員の反応はどうか、と気を配り、こちらの意図を探られないようポーカーフェイスを決め込んだり。一方で本当にサムは無実なのかわからないという悩み。ただJ.ディーヴァーやP.コーンウェルを読んでいると、検察側の物的証拠の検査が甘いとわかるんですね。当然、弁護側からつっつかれることになる。真犯人はこの人じゃないの?あれ、このままわからずに終わるのか?どんでん返しで結局予想は当たりました。本当に面白い。グリシャムより面白いかも。

o.j.シンプソンのことが書かれていて「警察がつけた血の足跡」のような表現がありました。刑事裁判で無罪、民事裁判で有罪、までは知っていたのですが、2007年に強盗、2008年に合計33年の懲役刑になっているんですね。殺人事件当時ニューズウィーク(タイム?)を読んで、これだけ証拠があって無罪?とびっくりした記憶があります。

徹夜したので、昼寝していたのですが、そういうときに限ってピンポーンが多いですね(^^;

7月7日
朝からずっと読書です。外は時々弱い雨。蒸し暑いですねぇ。もう夕方で翻訳しようとしましたが、調べてもわからない単語があり、じっくり考えなくては無理でした。集中力もないので今日はあきらめです。

共済組合から「共済年金の案内」他が送られてきました。やっぱりねぇ、これだけでは生活費が足りませんね。ところで国民健康保険料の請求書が6月に届くはずなのに、届いたっけ?問い合わせしてみようと思っては忘れてる。

7月6日 「草取り」
畑の草がぼうぼうになって夕方では間に合わないし、今朝は涼しかったので、10時頃にでかけました。少し経って相棒がやってきて、様子を眺め、かぼちゃがインゲンにかぶさっているのをどけ、「這うものは端に植えるんだって」と物知り顔に言う。「だから、端に植えたじゃない。そしたら後からアレ植えよう、これ植えようってんで足したから端でなくなっちゃったんでしょ。」要するに、計画性の問題なんですよね(^^;。そう言ってる間にも、相棒は「食べられるホオズキを植えよう」などと言ってるのです。どこに植えるんですか、君?相棒は先に帰ったが、私は頑張って草取り。でも昼には太陽も出てきて、もう暑くて駄目ですね、終了。

7月5日 「選挙」
参議院選挙が近づいている。ある政党から電話をもらった。「はい、わかりました。」と言って切る。メールを貰った。教え子からだが、別の教え子の噂をして、最近私と会った、と言ったら、「公○党に入れてくれるように、お願いして」と頼まれたという。私は頼まれて投票するわけではないし、教師-教え子という関係で、こういうことを頼むのは無礼だと思う。メールをしてよこした教え子は、逆にその同級生と距離をおこうとしているんですけどね。

ところで、頼まれて投票する人というのはいるのか?というと結構いるんですね。普段自民党の悪口雑言の人が、頼まれたから安倍晋三に入れた、自民党に入れたわけではない、というのを聞いてびっくり。

買物に行こうと外へ出たら、久しぶりで会った近所の人に「具合悪かったの?」と言われました。実はこれで三人目で、雨降りが多いし、晴れれば晴れたで、皮膚が弱い私はいつものように外で時間を過ごさなくなったんです。鉢植えにも少し草が生えてきました。

7月3日 「vista サイドバー 天気ガジェット」
vistaを買って、成り行き任せで使っていましたが、何か掘り出し情報はないかと調べていたら、「天気予報ガジェット」というものがある、とわかりました。で、出てきたのですが、初期設定は「東京都 東京」なので、自分の地域に直そうとしたのですが、検索窓に「市町村名を入れて検索、目当ての市町村があれば選択」することになっているのだけれど、そんなふうになりません。「日本ではご利用になれません」といわれた人もいたようです。ichikawa,chiba,japanとやったら出た、という人がいたので、真似をしてやってみました。出た、出た。しか〜し、絵が曇り、27度、これっていつのことですか?でまたまた検索したら、デスクトップにD&Dで三日間の天気が出ました。

図書館へ行ったら、すぐ前にダイエーがあり、LENOBOのノートPCが500円、、OSはWindows7、メモリも十分。但しプロバイダ限定。今日だけのキャンペーンだという。PCを初めて買うなら、絶対買うよね。友達が欲しいと言ってたから教えてあげようとしたんだけど、留守でした。残念!

一週間ぶりに畑へ。きゅうりが大きくなって収穫しました。とても嬉しくて、にんまりしてしまいます。いろいろアドバイスしていただいたので、花友のところに報告にいきました。「結構大きくなってるんだよなぁ、人のところはとるわけにいかないし」とご主人が、様子をみいみい、やきもきしてたらしいんですね、ごめんなさい。「四葉」という品種です。30cm定規をおいてみましたけど、出来がいいともっと大きくなるんですね。おととし、花友からいただいたとき、ゴーヤだと思いました。「四葉」は苗で売っていないから種蒔きしなくてはいけないんだそうです。味は野菜独特の臭みがなくて、さっぱりしています。

7月2日 「募金」
近所の友達から電話があり、「ユニセフってあるけど、どうなの?」と言う。事情を訊いてみたら、ダイレクトメールで募金要請がきたらしい。但し、友達本人ではなく、宛名は亡くなったご主人宛て。郵便物をもってきて貰い、調べたが別に詐欺ではないと思う。だから募金したければすればいいし、したくなければ無視すればいい、と助言して、友達も納得しました。

募金というのは、教員時代はかなりあって、普通は100円、私個人の思いで最大は5000円、組合で回す回覧袋にいれていました。教員をやめてからは、募金も自治体で強制的(?)に集めるものしかなくなりましたが、時々(以前は毎日)やるのが、ワンクリック募金です。

じゃあ、今日は頑張ってワンクリックするか(実際はツウクリックだったりするけど)とここで全部やりました。ワンクリック1円だから10円の募金、途上国の子供の給食費0.5食分と出ました。
ここは面倒ですね。主に森林関係ですが、yahooボランティア募金はクイズに答えないとクリック募金できません。「エコ先進国といわれているスペインでは、名産物を使ったエネルギーが注目されています。それは何?」三択で「生ハム、オリーブ、ワイン」-ワインとしたらはずれ。 「マラリア感染の危険にさらされている人は全世界の約何%?」「20%、30%、40%」-40%としたら正解。・・・ウィンドウがたくさん立ち上がってしまいました(^^; はい、今日は二つのサイトから計30円の募金です。

パカパカとクリックしているだけでも、この地球で、世界で、日本で、どんな困っていることがあるかわかりますね。現在の募金の総寄付額が時々刻々と変わるのを見ても励ましになります。ご存知なかった方にもお勧めします。ただクリックするだけだし、危険サイトにはいきませんので。

昔(というか今も?)「教育設備助成基金」とやらのベルマークがありましたが、あれは大変でしたね。マヨネーズが入っているセロファンから切りとって、0.5円とか。姉が学校のそういう委員をやっていて、メーカー毎にベルマークをより分けて、金額を合計して・・・という話を聞いたことがあります。セロファンなんかめくれちゃいますよ。息子が小学生のとき集めましたが(私はやりたくなかったけれど息子が容赦してくれない)、かなり丁寧に集めても一か月でせいぜい40円くらいでした。手間暇がかかる割には、ねぇ。やってられない、が私の感想です。

7月1日 「厚生年金手続き終了」
年金の手続きが済んだから、と取引銀行からお土産を持ってやってきました。中身はゴミ袋、タオル、ペットシュガー、キッチンパック、箱ティッシュペーパー、サイコロスポンジです。「CMです。」と年金受給者限定の定期預金の紹介、「300万円を預金すると、利率が0.3%upで年間9000円もお得」というものでした。月2000円ぽっちだから年間24000円しか受け取らない私なんですけどねぇ。ここは年金受取日に花鉢のプレゼントがあるので、「どう受け取るのか」訊いてみたら、「通帳に印字し、両替機の近くでそれを見せ・・・混み合います、10時頃に混んで・・・遅いとお花がなくなってしまいます」とのこと。ふむ、並ぶのは嫌いだし、たった2000円(二月分だから4000円)の印字確認も面倒ですねぇ。それに15日受給日で休日になると13日だったり、習慣づかないと忘れてしまいそうです。

姉からお野菜の荷物が届きました。早速スナップエンドウをゆでておやつのようにしていただきました。夜、お礼の電話を入れて、私も畑をやっているの、と状況を話したら、けっこう爆笑されました。「粘質土で水はけが悪く雨が降ると長靴・・・エビガニってわかる?」「支柱が無かったから枯れた草の茎に結わえてトマトは支柱が短くてめちゃくちゃ」「キュウリは支柱をたててもらったんだよ」「どうして?堅くて刺さらないから?」「ううん、中にもみがらを入れたからどこまでも刺さって支柱の補強支柱が必要になったの」--きっと信じられないような俄か百姓なんだろうね、私は。オクラは難しい、できても収穫が少ないとわかったし、トウモロコシはおしべの穂が出るくらいのときに、そこにオルトランかダイシストンを撒くと教わりました。キュウリは地這いでもいいんだよ、と聞いたけど、カボチャもスイカもメロンもあって足の踏み場がなくなっちゃうよね。おまけにあとで貰った苗(こぼれ種)がキュウリかと思ったら、やたら元気がよくて変だなあと思っていたら・・・トウガンかもしれないって。