2010年 9月


9月30日
またまた朝から雨です。気温は18度。ちょうどよい天候はあまりありませんね。Siriusは甘えてずっと膝の上(脚がしびれてしまう、6キロあるからねぇ)、Shinは影も形もありません、膝よりも二階の布団にもぐり込んだ方がいいとでも思っているのでしょう。

アンブローズ・ビアスを訳してみたくて読んだのが「犬の油」。題名からして?なのだが、父親は大釜で犬を煮て油をとり、母親は歓迎されない嬰児を処理し、主人公はその手伝いをする、というなんとも気味の悪い話で退散。これは夢なの?最後にどんでん返しがあるの?と思いつつ、やめればいいのに、最後まで読んでしまいました。どうでも選んだのではなくてClassic Readerで4つ星だったんですよ。

観た映画は「ダビンチ・コード」、観終わって検索したら「本を読んで予習した人でもなければわからない」ようなことが書いてあり、全くその通りでした。せめて暗号解きだけでも一緒に考えられたら楽しいだろうに、展開が速すぎて考えている暇がありませんね。ダビンチコードの題名に釣られた〜。


9月29日
猫が吐いてる音で目覚めました。なんと9時、昨夜は12時に寝たのに、なんで9時間も眠るのか自分でもわけがわかりません。外は秋晴れ、素晴らしい。

ジョークで「生物学」を訳していて、思いました。昔マスプロ教育と批判していましたが、沢山の学生をどう評価したのかなあと。学生時代にも伝説があって、教授は学生のレポートを階段の上から放り投げ、近くに落ちた方から良い成績をやるのだと言われていましたね。私の体験で、英語購読の評価が「良」、このレポートは珍しく霊感が沸いて英語も自分ながらうまくできたように思っていたので、少しばかりがっかりしました。そのことを友人に話していたら、友人が先生に話し・・・道でその先生に会ったら呼び止められて、「Aをあげたんだよ」「でも私が受け取ったのはBでした。」それで、一緒に来なさい、となり事務局に行って訂正して貰いました。こういう風に事務局の間違いもあるわけです。事務担当者は謝るわけでもなく、「評価が一つ上がっても全体としての順位は大して上がりませんよ。」との捨て台詞でした(^^;

このL先生、ある時、「snipe、snipeって何だ?」
私「鳥の種類ですよ、シギ。」
先生「spaniel、spaniel?」
私「それは日本語も同じ。スパニエル犬。」
ここで私は妙な感じになりました。高校時代、まさしくこの単語を辞書で調べたことがあるからです。他のシチュエーションでは二度とこれらの単語にお目にかかっていません。
私「それってまさかサキのThe Open Windowじゃないですよね?」
先生(目を丸くして)「そうだよ、どうしてわかった?」
私もあたったことにびっくりでしたが、先生は戯曲風に作りなおしているということでした。英国人です。

2日待った今日は畑へ草取りに行きました。大体このくらいでいいかというところまで抜いたのですが、ナスは今ついている実を切り落として肥料をあげました。これでまた食べられる実がつくものでしょうか、よくわかりませんが。稲刈りが済んだ田んぼは、また青々と葉が茂り出し、この雨で水たまりになっているせいか、白鷺が何羽もいました。今日は23度、畑仕事にはまだ暑いですね。

9月28日
今日も雨、気温19度。夕方のように余りに暗くなり時計をみると12時です。まさに「一天俄かに掻き曇り、雷鳴轟く」そのまんまです。それも2時頃には終わりましたが。

ネットでニュースをずず〜いと覗いて、そのうち、「時事ドットコム」というサイトに行きました。「英文と日本文を対照して英語の勉強をしよう」みたいな文句に釣られ、へぇとクリックしたのです。結果は「本当に勉強になるかなあ」でした。日本語の方はダイジェスト版みたいなんですね。「フィリーズが4年連続の地区優勝=米大リーグ」日本語版は7行、英語版は20行以上ありました(^^;

奇想天外なニュースは、「幼稚園バス運転手、「ドは毒殺のド」と替え歌」、「クジラの背中に乗るのは危険=豪で警告」ですね。これはいったい何なのか?と思うのは「押収資料改ざん事件」ずっとこのニュースが続いていると思うのですが、なぜそこまでして有罪にもっていきたかったのかがわかりません。

消費者金融大手の武富士が会社更生法の適用を申請したという。ずっと進路指導部だったわけではないが、高校生求人の中にこの会社もありました。給料が他社に比べ高いので行きたがる生徒がいるわけです。初めの頃は高利貸しというイメージだから、その辺を説明して本当に受験したいか生徒に確認していました。または求人票自体が送られてきた時点でゴミ箱行きという処理をした学校もあった筈です。ところが、年数が経過して、いつのまにか優良企業(?)となり、倍率が高くなり、受験しても合格しないという噂をききました。「過払い請求の増加による業績と資金繰りの悪化による」とwikiにありました。

9月27日
昨夜から雨が降り続けています。気温は16度、畑や庭の草むしりをしたいのだけど、これではだめですねぇ。おまけにこれでは播いた種も発芽してくれるかどうか心配です。

読書や映画で一日を過ごしました。しかも日本の映画を滅多に観ない私がよりによって「白蛇抄」(笑)。小柳ルミ子が脱ぐというので当時話題になったらしい。「男たちの欲望のままに翻弄される」「若狭の山寺を舞台に、そこに後妻として住みついた女と住職、その息子との愛を描く」というもので小柳ルミ子は日本アカデミー最優秀女優賞を受賞したとのこと。

感想・・・まるでつまりませんでした。実は途中で止めてお昼寝をしてしまった(^^;。その後、意地でも最後まで観てやる、と頑張りましたが、なんでそこまで頑張る必要があったのか(笑)。昔水上勉の原作も読みましたが、「うた女」はもっとぬるっとした白蛇の感じ、得体のしれなさが出ていて、およそ人間らしい煩悩がみられなかったんですが、映画の方はもっと人間的で、父子との三角関係という感じなんですね。登場人物も変な人ばかり、エロ爺の住職、公務員なんだからと言いながらしつこくつきまとって強姦しようとする刑事、妙に屈折した住職の息子(という設定なんですが、なんだか真直ぐすぎて?屈折感が感じられない)。
9月25日
台風がすり抜け、朝から若干風と雨、昼ごろ?にはいつのまにか収まりました。

今朝から近所の方々と随分お会いしました。一様に「寒い」と言うのですよ。20度です。なかには、「扇風機をしまってストーブを点けようと思った」とか「夕べ、寒くなかった? 私は寒くて眠れなかった」という人まで。青森とほとんど同じなので私には急激に寒くなったと思えないのですが、みなさんはそんな感じらしかったです。ボケ防止になんとかというゲームが一日の時程に入っていて、それが5時間ほどだという向かいの奥さん。「ゲームの中で忙しい」のだそうな。そんなゲームがあるのねぇ。私のボケ防止は「翻訳」なんですけど、似たようなものかしらと思いました。

午前中はピンポーンとチャイムを鳴らすお客も多く、庭に出て作業していたので多少イライラしました。その一つは国勢調査、自治会役員が手分けして配っているのだそうです。忘れないうちに記入して片づけてしまおうと作業したのですが、黒鉛筆が見当たらない、消しゴムもない。ボールペン、サインペンの類は沢山あるのですがね。そう言えば、仕事をしていた頃も最後の方は鉛筆をほとんど使わなかったなぁと思いました。かろうじてシャープペンシルを見つけ、マークシートを塗りつぶし、付属の消しゴムで消したのだけれど、古いのでゴムが劣化してがじがじです。大丈夫かな。

9月24日
只今帰りました。関東もやっと涼しくなってくれますかねぇ。田舎でニュースを見ていたら、東京は真夏日35.7度とか出てぞっとしましたよ。青森はよかったよお。涼しかったし食べ物はおいしかったし、とても楽しかったぁ。大雑把に帰省中の記事をまとめました。メニューの「植物編」に入れました。青森県もなかなかいいので、是非みなさんも旅行にいらしてくださいね。12月からは新幹線も開通しますしね。
はい、これから種蒔きです。花友にお願いしておいたビオラの苗はほとんど全滅です。ごめんね、と言われたけれど、こちらこそごめんね、です。預けた時点であまり苗のできがよくなかったですから。

9月16日
6時半頃、ゴミ出し。雨がざんざん降りで、重いゴミ袋を脚から離せないので濡れてしまいました。あまりいつまでも降り、そのうち気温を見ると19度、これは半袖Tシャツ一枚では寒すぎますね。明日旅行にでかけるので、こんな雨ならどうしようと天気予報を視ました。30度、晴れと曇りのマーク、取り敢えずほっとしました。10時には雨も止みましたけどね。

旅行に出る時は、一定程度家の片づけもしなければならないし、着替え等の荷づくりもしなくてはいけない、動植物を飼っていれば、その世話も頼まなくてはならない。だから忙しいわけですよね。昔、友人が帰宅したら、洗濯物が全自動洗濯機の中で、しわくちゃのままこちこちに乾いていた、というので夫婦喧嘩。一週間以上、洗濯機に入っていたわけです(^^;。出がけにスィッチを入れ、「干しておいて」が唯一頼んだことだったのに。

まあ、いくらなんでもShinとSiriusが餓死していた、とはならないと思うんですが。というわけで、サイトの更新を24日までお休みします。

まるで脈絡のない話ですが、前川清と堺正章?のこれは面白いですね。⇒前川清 「川の流れのように」

9月15日 「雨」
明日は燃えるゴミの日なので、残りの雑草を袋に詰め、ゴミに出そうと早朝に作業していたら、雨が降り出して少し我慢していたら、びしょ濡れになっちゃいました。この頃、夜とか朝方とかよく降ります。乾ききった大地を潤してくれるのは大歓迎。ですが、8月にもっと降ってほしかったですねえ。

Outlookは今日も起動しなくなりました。一時しのぎ過ぎる〜。Microsoftのサイトに従い、DisableOM.regというファイルを作り、レジストリの変更をしましたが、直ったとは思えませんねぇ。それどころか「全てのプログラム」の表示がどことなく変わってしまいました。もうOutlookはやめて、Windowsメールにしようかなあ。修正プログラムというのもやってみましたが、手続きの面倒くさいこと、メールを受け取って、ネットにアクセスし、ファイルのダウンロードでメールにあったパスワードを入力、しかもzipファイルで解凍しなくてはいけない。それでその辺の手順が小さな小さな英語の文字で、ご丁寧にインストールに同意するという条項がびっしり英語で書いてありました。私だって読みません。日本語で書いてあっても読みませんがね。それでも、これはお粗末じゃないですかねぇ。――しかも結果は、うんともすんとも起動しませんでした。

とかなんとかしている間に自動更新になったんですけど、何の自動更新だったのか見れずじまいでした。

9月13日 「Outlookが起動しません」 
朝にメールを受信、その後、起動しなくなりました。エラーメッセージもなにも言わないで、クリックしてもウンともスンとも言わないわけです。PCを再起動したら直りましたが、そのうちまた起動しなくなりました。ネットで検索したら、結構出てきて、直らなかったら仕事に支障がある、大至急教えて、という悲鳴までありました。pstファイルというのが壊れているらしいのですが、Microsoftのサイトで教えている場所にわがPCはありません。PCに検索をかければ出てくるのでしょうが、それでは時間がかかりそうだし。それでプロファイルをどうの、という一時しのぎ?をやろうとしたのですが、これもまた違ったのです。スタート>コントロールパネル>ユーザーアカウントと家族のための安全設定>メール、の筈が、わがPCではスタート>コントロールパネル>その他のオプション>32ビットのコントロールパネルの項目の表示>メール、です。とりあえずそれで直りましたがイライラしましたよ。

もう一つ、セブンイレブンで航空券の購入手続きをしようとしたのですが、入力で「苗字を」のところをフルネームでやってしまい、エラー。次は30分後しかできないのだそうで、一旦自宅へ戻りました。

まだあります。昨日のリッピング、今日もあと一曲やろうとしたら、Rip!AudiCOが動かない、何度もやって、挙句はアンインストール、再インストール。オチはソフトではなくて、どうも曲のファイルが壊れていたらしい。他のファイルを試してみたらできました。

今日はエラー日和でした、ぷんぷん。

9月12日 「CDにリッピング」 
早朝に庭の草むしりを一時間ほど。どんなに晴天でも草だけは伸びる、エライやつ。雑草のように逞しく、とはよく言ったものです。

午後から歌謡曲をCDに焼こうとしていました。PCが新しくなってソフトの使い方がわかりません。

手順としては、中国サイトから曲をダウンロード、Media Playerで視聴しようとすると、「再生しようとしているファイルの拡張子(mp3)がファイル形式と一致しません・・・このコンテンツをWindows Media Playerで再生しますか?」に「はい」と答えたら、きれいに聴けました。じゃ、本当のファイル形式は何なの?と試しにwmaに変えてみたら、ビンゴでした。何故そういうことになるのかわかりませんが、結果オーライ。

次は、wma形式だと、CDプレイヤーでは聴けないので、mp3に変えなくてはいけない。フリーソフトを探してitunesをインストールしたのだけれど、バージョンが違うのかネットの説明通りにはいかない。それですぐアンインストール。vectorで調べ、Rip!AudiCOをインストール、さあ、やるぞ、と思って起動したら、「lameなんとかをインストールしなくてはできません、インストールしますか?」「はい」・・・これは使いやすくてあっという間にwmaからmp3に変換できました。

最後にCDに焼く作業です。空のCD-Rをディスクドライブに入れたら、自動再生ウィンドウがでてきて、「オーディオCDの書き込み」を選んだら、Media Playerが起動したから、それを使って書き込みしました。一枚目はうまくできたんです。もう一枚つくろうか、と昔買ったダイ○ーのCD−Rをドライブに入れたらどうもうまくいかなくて、「フォーマットします」と勝手に動いて、終わったらCD−ROMに変わっちゃいました。まるで意味不明です。

できあがったCDは花友にさしあげました。奥さんの方は英語の歌を聴くというので、CDをあげたことがあるんです。そうしたら、ある日、ご主人が「CDに焼いて欲しいんだけどできる?」というわけです。「ええ、いいですよ、何を焼くの?」「それが、焼くものがないんだ」「はい???」−−元の曲も私が準備して焼ける、と思ったらしいです。そんなのは無理ですよね。お金を払えば別ですが。−−ところが、中国サイトでは今できてしまう。勿論、彼らの好みの曲でアップされていれば、の話ですが。J-popは結構ありますね。カーステレオで聴くのだそうですが、「これだけあれば、相当走れるね」との弁でした。
9月10日 「枝切り」
回覧板を持って行ったら、我が家の木が窓をふさいで困る、と苦情を言われました。謝罪して、内心変だな、冬に切ったからそんなに越える筈はないんだけど、と思っていました。それで枝切りをしたんですけど、やはり大して伸びていないんですよね。(この程度で苦情とは先が思いやられるなあ)と思いながら、ふと見ると別の窓の格子のところに、やぶがらしがめいっぱいからまっていました。「ああ、これか、これなら苦情も言いたいだろう。」と納得。でもね、なんとそれは相手の家の敷地に生えているんです!。全部取り除きました。あれじゃさぞかし暗かったでしょうね。我が家との境界は狭く、木の裏側ですから私も気づかなかったです。向こうは我が家の庭に面しているので、犯人は我が家と濡れ衣を着せられるのも無理はないですが・・・。おばあちゃんの一人暮らしです。今日は午前中、まあまあ涼しかったのでよかった。

午睡をしたら、あまりに頭痛がして目が覚めました。生徒に左眉をつねられて、「痛い!」と叫んでもなかなか放してくれない、放した後も切り傷ができたようにずきずき、そのせいか本格的に割れるような頭痛が始まり、歩いていられない、保健室で診て貰おう、と必死に歩いて、保健室にたどりついたあたりで目が覚めた。現実にも頭痛がしているのかな、としばしぼんやり考えましたが、まるですっきり。眉を思いきり引っ張ってみても、あんなに痛くはありません。眠っている間に、「起きろ!」と猫が引っ掻いたのかしらん。

ひどい頭痛というのはあまり経験したことがないのですが・・・高校時代、育英会奨学金の試験中にひどい頭痛がしました。それで、数学で解ける問題とわかっているのに、解けないんです。(なんでこんなに頭痛がするのだろう、解けないから頭痛が始まったのか、頭痛がするから解けないのか、途中放棄しようか)と悩んでいました。結果は「補欠」でした。それをクラスメートみんなの前で言うか、担任の先生!他の人は合格してるのに。言い訳がましいから「あのときは頭痛がひどかった」とは誰にも言いませんでした。担任を恨んではいません。どちらかというと、裏表のない正直な先生、正直過ぎるけど(^^;

あれは熱中症になりかかっていたのではないかと思いますね。夏休み中で、教室は暑かったですから。貧血気味にもなって、とにかく気分が悪かったのを覚えています。因みに、大学に合格したら補欠でも奨学金が貰える、というのでしっかりいただきました。

9月8日 「故郷からの贈り物」
雨だあ、なんと嬉しいことよヽ(^◇^*)/

昨日、長姉からメールが入っていて、「荷物送ったよ」とのことで、今日届きました。中身は盛りだくさん。毛豆、これは青森県特産らしい。大きな鍋がないので、一度に茹できれません。こんなに枝からとるだけでも大変ですよね。本当にありがたいです。冷蔵庫に入りきらないので、鞘から外してしまいました。これで鍋一回分。薄皮が黒っぽいですね。

りんご、冷やしてから、と思ったけど、待っていられなくて2個食べてしまいました。おいしい!

青森というとリンゴですが、私が実家にいたころの品種はもう影を潜めて新しい品種ばかりです。両親が栽培していた頃は、ずっと送って貰っていました。一度スーパーで買って食べたことがあります。まずかった。普通の人はこういうリンゴを食べてるの?と唖然としましたね。いえ、できそこないというわけではないのですが、とりたてのぱりぱり感がなく、妙に甘くなっているんですよ。それ以来一度も買っては食べたことがありません。

りんごというのはとにかく呆れるほど手間がかかる作物です。病虫害に弱く、多分品種改良がすすめばすすむほどひ弱になっていってるのではないでしょうか。そんな中で、無農薬栽培に挑戦というだけでもびっくりですが、それを成功させた、というのは二度びっくり。数年前「奇跡のりんご」という本を読みました。「NHKプロフェッショナル仕事の流儀」で放送されたそうなのでご存知の方もいらっしゃるかと思います。この本はただの苦労話だけでなく、いろいろエピソードがあり、面白い。木村秋則さんという方の人となりもよくわかります。まだ読んでいらっしゃらない方にお勧めです。木村さんは今自然栽培の普及に全国で講演しているらしいですね。今日HPを覗いてみましたら、「『かまど消し』と言われた私が」(「かまど消し」とは財産を食いつぶす者の意)「〜効率より大切なもの〜」「農業指導の時の私は厳しいよ!」「私が作るトマトの伸び方は違うのよ。」、「小さなジャブも打ち続けると大きく効いて来るんだなぁ〜」HPも楽しいですね。こちらもお勧めです。

木村興農社【木村秋則オフィシャルホームページ】
http://www.akinorikimura.net/

9月7日 「教わった先生」
なぜか、ふと自分が教わった教師のことを思い出しました。中学の頃のことは忘れてしまっているのに、強烈な印象があったせいか、覚えているのです。

中1の産休代替の先生で、仇名は「人形っこ先生」。若くて身体が小さくて、可愛い。ところが教え方はすこぶる下手で、「形容詞」と「連体修飾語」、「副詞」と「連用修飾語」の説明が全く同じで、ノートも同じでした。(どこが違うのかなあ)と私は思っていましたが、黙っていました。すると、ある男子が「どう違うか」と質問したのです。答は前と同じで区別がつきません。それでその男子は「じゃ、形容詞と連体修飾語は同じだということか?」と質問しました。先生「違います。」、男子「だから、どう違うんだ?」、先生はまた同じ説明。イライラした男子が机をどんと叩いて「それじゃおんなじだろ!説明もさっきと同じだ。違うふうに説明しろ!」と怒鳴りました。他の生徒も(私も)イライラしていたので、いっとき「そうだ、そうだ」と騒然となりました。で、先生が教卓のところでしくしく泣き出してしまいました。質問した男子はトップクラスに入る成績の子です。そのあと欲求不満と気まずさがクラス中に充満してシーン。私としては、普段無口な方のその男子があんなに激高したのと、先生(大人)が泣いたのと、両方ビックリしました。

教え方が上手な方の先生で、面白くて一回で覚えたのはビタミン欠乏症。「Aは夜盲症、鳥目っていうでしょ。」と描いた絵は(目の絵)、「B1は脚気、へこんで戻らない」とDの真ん中をへこませてBに。「B2は口内炎、口角炎。口の端が切れる」と (上唇がBで切れたところが2でぐしゃぐしゃに)、「Cは壊血病、血がたまる」と、「Dはくる病、背中が丸くなる」との絵。これは多分高校のときの先生、正規の先生でしたが、逆に産休に入って途中からいなくなったように思います。これは就職問題にもあるので、生徒によく教えましたね。生徒は面白がって絵を描いていました。

冷蔵庫播きからポットに移したビオラの双葉が出ました。例年、これを外に置くと消滅、家の中に置くと猫に踏みつけられる......今年は外は無理だろうから室内に置くしかないでしょうねぇ。

9月6日 「鵞鳥か雁か」
こちらのhanama様にメールでご意見を伺い、とても丁寧なお返事をいただきました。それで考えたのですが、もともとはギリシア語で、時代も違う、英語ではgooseとしか表現していない、つまり区別していないってことですよね。日本語の訳も鵞鳥だったり雁だったりしているようなんです。gooseというのは「間抜け」というイメージなので、そのイメージでは鵞鳥がぴったりです。寓話としては、「貧乏人は身軽で、金持ちは持ち物が多くて身を亡ぼす。」と教えていただきました。

gooseというのはどんなものか、と動画検索すると結構愉快なものが出てきます。「Crazy Ass Goose! 」(Assはロバなんですけど、これも間抜けをさします)はボートを自分のものだと思い、攻撃しているらしいのですが、すごい執念深さ!ボートの持ち主は罵りながら首を掴んで放り投げるのですが、ものともせずにまたのぼってくるし、犬はきゃんきゃん(^^; ボートが走り去ってすら追いかけています。誰がビデオにとったのでしょうね。

気づいたら猫のえさがない。真昼間に遠くまで(そこが安いので)買いに行きました。レジもすいていて、それはよかったのですが、猫砂とえさだから重いのなんの。といっても自転車までなんですがね。ああ、何もしなくても口に食べ物が入る身分っていいねぇ。猫もそうだけど、食事を要求すれば、魔法使いみたいに出てくると思っているんじゃないかしら? ん、誰のことでしょう?
9月4日「翻訳あれこれ」 
イソップを訳していて、疑問に思ったことですが、「225.雁と鶴」の雁、ネット検索すると、雁ではなく鵞鳥というのが出てきます。英語はgooseで同じなんですね。鵞鳥は実物を見たことがありますが、かなり大きくてとても飛ぶようには見えません。雁を家禽化したのが鵞鳥なんですから、人間が鵞鳥をとりに行くというのは変だと思うんですがね。岩波文庫(中務哲郎訳)でもそうなっているらしいです。私としては日本の民話「カモ取りごんべえ」のイメージで鵞鳥ではありません。

ジョークはいろいろ読んでもボツが多いです。「ヒラリー・クリントンがミセス・ボビットをどうぞとホワイトハウスに入れた」というのがあってどこも面白くありませんでした。鍵はミセス・ボビットだろうと検索、「阿部定」と言えば、みなさんはおわかりでしょう。1993年の事件で、裁判の結果、夫人は有罪になりませんでした(よかったねぇ)。その後、どうなったか?夫という人はその事件で悪名高くなり、売り物にしたんですよ、7回も刑務所に入ってかなり曲者っぽい。妻の方は離婚後まあ普通の暮らしをしているみたいですね。それで、この事件から「配偶者暴力」とか「家庭内暴力」に世間の注目が集まって真剣に考えるようになったそうです。Bobbittisedという語が市民権を獲得したとのこと。

オバマさんはどうなの?と調べてみましたが、彼のジョークは解説がないとわかりませんね。特に人の名前が出てきて、その人の背景がわからないと。。。

今日も暑い、もしかして一番暑い? エアコンの利きが悪いように思いますねぇ。

9月1日「畑」
一か月ぶり?で今朝畑へ行きました。草ぼうぼう、モロヘイヤは枯れかかって、インゲンもカラカラ(収穫は以前に5個)、大半は駄目になっていましたが、なす10個くらい、ピーマン4個、オクラ3個、を収穫。もう流石にいいだろうとカボチャ2個を収穫、ミニトマトたくさん、枯れかかっているのだけれど、これは甘くなっていました。前はおいしくなくて食べる気がしなかったのにとても甘くてよかったぁ。かぼちゃの蔓とごちゃごちゃになってかぼちゃに負けてだめになっているのだろう、と思っていたトウガン、大きな実が3個できていました。

帰宅してカボチャを試食、まず果肉が赤いのでしめた、と思いました。電子レンジでチン、何も調味料をつけていないのに、ほこほこしておいしかった!それで嬉しくて、たまたま会った近所の人に「かぼちゃ食べる?」とお裾分けしましたよ。