2010年 8月


8月30日 「故郷の便り」
8月もあと一日を残すのみですが、この暑さはいったいいつまで続くのでしょう。昨日の話ですが、姉から電話があり、一時間ほど話し込んでしまいました。故郷の青森県でも異常な暑さで養鶏場の鶏が何千羽も死んだそうです。私の知ってる限りエアコンは設置してなかったのですが、二年ほど前に買ってあったとか。その年も暑くて、エアコンの注文が殺到し、親戚では夏が終わってから設置されたそうです。本題はじゃがいもを送った、ということでしたが、昨年はほとんどできなかった、というので送ってもらえませんでしたが、今年もあまりできはよくなかったそうです。やはり気候のせいなのでしょう。

数年前100円ショップで花友のご主人に会ったことがあります。奥さんがエアコンを嫌うので「涼みに来てるんだ」と言ってました。それで今年は?エアコンを入れてるそうです。そうですよね。

イソップ寓話、「181.けろけろ蛙」は誤訳でした(;´д`)。英語はThe Quack Frogなんですけど、あとでThe Quack Doctorが出てきたんですよ。quackはアヒルの鳴き声でよく使う単語(擬声語)なんですが、人間はいくらなんでもクヮッって鳴きませんものねぇ。「偽医者の、いんちきな、いかさまの」という意味がありました。


8月28日 「イソップ寓話」
イソップ寓話を全部訳そうとして、全部とはいったいいくつだろうと考えました。そもそもイソップ寓話とは言っても「すべてがアイソーポスの創作ではなく、それ以前から伝えられていた寓話、後世に創作された寓話、アイソーポスの出身地(小アジアのどこかといわれる)の民話」(wiki)が混じっているのだそうで、原典は失われていて、現存するのはラテン語のものだそうです。

私が最初に訳したのは、「The ASOP for CHILDREN」子供のためのイソップ)でRand McNally & Companyが1919年出版、挿絵がMILO WINTERとなっているものです。これが146編あります。

今取り組んでいるのがV. S. VERNON JONES版で 1912年出版のものです。これは284編あるかと思います。最初に訳したのと文は違いますが、内容が同じものを省いて載せる予定です。内容が同じでも題名が違ったりしているのでざっと読んでみないと同じか違うかわかりませんね。おまけに読んだことがあるかないか記憶も定かでないので、284−146=138とはいきませんねぇ。数はあくまでも目安ということになります。

イソップ寓話はバージョンによって登場する動物も違っていたりします。たとえば、「2.かめとカモ」ですが、カモではなく鷲の場合もあるし、「80.がちょうと金の卵」では、がちょうではなくニワトリだったりします。小さい子が「がちょうだ!」「違う!ニワトリだ!」と言い張って喧嘩にならないといいですね。
全部というと500編近くあるみたいです。だからまあ無理ですね(と簡単にあきらめてしまう(笑)。)

8月25日 「枯れる」
庭の夏椿の葉が黄ばんで縮れています。シャクナゲは下葉がすっかり茶色になってしまいました(T_T)。まあ、今年は例年になく暑いと近所では言ってるのですが。それに比例してエアコンを点けっぱなしだから、室外機の温風も始終あたっているんです。焦って水撒きしているんですが、復活してくれるでしょうか。

そうか、ビオラの種蒔き、と冷蔵庫に。例年芽が出ても鉢植えで失敗、鉢に播くと芽が出ません。下手ですねぇ。

「ジョーク」がそろそろネタ切れになっています。「イソップ物語」の掲載していないストーリーを増やすことにして今日6話追加、「160.猿と二人の旅人」に教訓がついていないのだけれど、読者がそれぞれ考えて議論になりそうで面白いと思います。

8月24日 「レギオン」
「神が人類粛清のために天使の軍団レギオンを地球へ送る。大天使ミカエルは神の命令に背き人間を守ろうとする」という映画なんですが、エクソシストとどこが違う?という感じでした。天使軍団と言っても実際はゾンビになった人間だし、四つん這いになって天井に跳びはねたり、首に噛みついたり...悪魔も天使もやることは一緒なのね。最後の方は神の忠実な戦士ガブリエルとミカエルとの戦いがあり、ミカエルは死んだ筈なのに、また生き返る。どうも神は気まぐれをおこしたらしい。それで、今度はガブリエルにいとも簡単に勝つのですが、何故かここで英語から露語に変わってしまった。字幕があるからいいんですけど、「ダワイ」「ニェット」「ヤズナーユ」と聞こえるもので、あれ〜?今まで英語だったよね?と巻き戻して聞いてしまいました。誰かがアップしたもので、吹き替えで露語が混入したのか?元からそうなのか?もしかして天使語が露語だったりして。場面が砂漠にポツンとあるダイナーだけで、その名前がPARADISE FALLSっていかにもわざとらしい。ガブリエルの天使の羽根が鋼鉄製で銃弾をバチンバチンと撥ね返すのに、唖然としました。大上段に振りかぶってちんけに終わってしまった映画でしたね。
8月22日 「リトルダンサー、ビリーエリオット」
英語教科書に載っていて視たいと思っていた映画。字幕なしで、「何語?」と思うほど聞きとれませんでした。ストーリーは、「イギリス北東部の町で、父と兄は炭鉱労働者でストライキ中、ボクシングに通わせられるビリーエリオットがバレーに興味をもち、密かに練習するが、父にばれて辞めさせられる。やがて子供の思いを知った父親がロンドンにあるロイヤルバレースクールのオーディションを受ける資金稼ぎのためスト破りを決意する。」というようなものです。北部訛りの英語という設定なんですね。オーディションの審査員の英語はよくききとれてホッとするくらいです。帰り際、「踊っているときはどんな気持ち?」と訊かれたビリーは「ダンナ」(Don't know.)、審査員は顔を見合せます。ビリーは続けて、「全てを忘れ、自分が消える、火のようになり、飛んでいく、鳥のように、電気のように」と言うんですけど、なぜかここは聞こえました(^^; 初めストーリーだけだと、練習していた力を発揮してオーディションに合格したのかと思っていたのですが、映画を視るとそうではなくて失敗なんですね。あがってしまい、面接でも「わからない」の連発だし。父親も息子も腕を組んで脚を開いて、背筋は曲がっているし、田舎者丸出しという感じです。ミュージカル版だと、ビリーは脚を開いて手はその脚においているようです。

ビリー役のジェイミー・ベルはこんな訛りまで勉強したの?と思って調べたら、もともと「北部訛り、ダンス」が条件で2000人から選ばれたのだそうな。バレーは上手だと思いませんでしたが、タップダンスはうまい。来年、劇団四季でミュージカルになるようですね。

8月20日 「図書館のサイト」
以前は休館日など気になって見ていたのだが、ぶらぶら出かけても休館日にあたったことがなく(なんとラッキーだったことでしょう!)、そのうち忘れていました。ところが、貸出カウンターでパスワード云々と言う人がいるので、尋ねてみました。窓口で手続きしたあと、ネットで貸出状況や予約、予約した本の入手状況が見れる、とのことでした。「予約は県内全部できるか?」と質問したら、それは駄目だそうです。窓口手続きは「住所が書いてある証明書を提示」とのことで持っていなかったので、次回です。

サイトのベストリーダーというページを見てみました。ベスト20のうち東野圭吾が9、宮部みゆきが5、そこに湊かなえの「告白」、村上春樹の「1Q〜」などがちょぼちょぼランクインしていました。東野圭吾の「白夜行」を読んだことがあるような気がするのですが、救いがなく後味の悪い小説だと思いました。彼の他の作品はどうなのでしょうか?とにかくああいうのはごめんです。「告白」も救いがないのは同じようなのですが、そういう作品が流行るのはどうなんでしょうか?一方では、「冬のソナタ」などの韓流ドラマが人気なわけで、二極分化しているのですかね?
8月18日 「レインメーカー」
1997年にグリシャムの原作Rainmaker(邦題『原告側弁護人』)を映画化したもので、司法試験に合格したばかりのルーディ・ベイラー(マット・デイモン)が、白血病のダニーに対し支払いを拒否している悪徳保険会社グレート・ベネフィット社を相手に奮闘、一方で夫のDVに悩むケリ―の離婚問題、大富豪である筈の老婦人との関わりを交えてストーリーは進みます。

マット・デイモンの若々しいこと!ボーン・アイデンティティから先に視ているので、「へぇ!」と唸ってしまいました。ほんとに可愛い坊やという感じです。

事務所が盗聴されたり、証人や証拠隠しが行われ、新米のルーディは悪戦苦闘するのですが、何度受験しても合格しなかったという相棒のデックが法律の実態を教え、ちょこまかと動いては証拠集めして助けてくれる。

単に張り詰めた場面ばかりでなく、ユーモアもあちこちにさりげなく散りばめられています。契約を取りに行く場面で、デックが「弁護士らしくしないで」と言えば、ルーディがさっと上着のボタンを外す、盗聴がわかると、陪審員に電話で依頼するという偽情報を相手に与えたり、評決の待ち時間にうろうろ歩いているデックがルーディに「いらつくな」と言ったり。

裁判最後の反論でルーディが陪審員たちに言います。
If you don’t punish Great Benefits, you could be their next victim.
(グレート・ベネフィットを罰しなければ、次はみなさんが犠牲者になるでしょう。)

それにしても、この会社名は、「大きな恩恵、援助」とか「大きな扶助金」という意味なんですよ。それで映画の最後の方になるんですが、11400件の請求に対して9000件以上支払い拒否していました。

8月17日 「熱中症」
午後一時頃、自転車で買物に出たが道路には人ひとりもいませんでした。3時現在、天気ガジェットは37度です。自宅内でも熱中症の被害が出ているとか、みなさんもお気をつけ下さい。

犬の散歩でも9時からはもう駄目、とのことでした。動物病院も熱中症の犬たちでいっぱいなのだとか。そういうわけでいつも遊ぶ犬たちとも最近とんとお目にかかりません。

老眼のせいで、細かい字のサイトは苦手ですが、Ctrl + マウスホィールの奥側回しで大きくして見ています。間違えて Shift + マウスホィール をやってしまったら、ページが戻りました。検索してみたら、Windowsのショートカットキーでそうなっているんですね、知らなかったぁ。
8月16日 「ごみ問題」
今週は我が家がごみ当番です。

教員時代、学校のごみの分別は東京都方式で、基本的には用務主事さんの仕事ですが、最終場面では教員も手伝っていました。進路部になったとき、古くは10年前からの資料が封筒に入ったまま棚に突っ込まれていて、この分別に一週間以上(春休み中まるまる)かかりました。おまけに進路室入口には段ボール箱が5〜6個山積み--その後は了承のないダイレクト送付のものは電話をかけ、ひきとりに来て貰いました。だんだんそれが定着して、無断送付は減りました。それでも地方の大学・専門学校からの個別の送付物はありましたが。

わが自治体は10年ほど前は、燃えるごみ・燃えないごみのニ分別で、とても簡単でした。それが急に9種類分別になったのです。燃えるごみ・燃えないごみ・古紙類・缶・ペットボトル・白色トレイ・危険ごみ・びん・古着類です。缶もスチールとアルミに分別です。ゴミ分別カレンダーが配布されていますが、自治会加入者のみで、アパート住人は加入しない。ごみ当番も勿論しません。それでゴミだけは出すわけです。

出し方がおかしい場合、近隣ではアパート住人のせいにすることが多くて、それも困ったことでした。スケープゴートがいれば自分たちは免罪されますからね。犯人がアパート住人だったときは管理の不動産屋に電話して注意してもらいました。その後、当人から嫌がらせ(家の窓ガラスに生卵をぶつける、無言で斜めに見据えあとをつける、家を覗き込む)を受けましたが。プラスチックケースに入ったままの大量のFDが危険ごみに。FDの中身を見たら犯人がわかったので、やんわりと指摘し、処理のしかたを教え、ひきとって貰いました。燃えるゴミを出す前日に常においていき、ネットの上にどんと放り投げる人、カラスにやられ毎回ゴミが散らばっているのですが、あるとき散らばったごみの中に葉書の切れ端があって犯人がわかりました。これは悪いけど井戸端会議的に名前を広めさせて貰いましたよ。

我が家はごみ出し場になっているんです。持って行かないゴミは隅に片づけるだけで、当番の人も処理してくれないので、溜まっていると私やその周りの家の方が片づけています。

もう一つの問題はごみを入れるかごが大きくて重いこと。我が家から一番遠い家の方から、「かごを置かせて貰えないか」と相談を受けたことがあります。置きっ放しにしたら、誰が洗うのか、いつでもごみが入っているのではないか、通りすがりの者もポイ捨てするのではないか、とお断りしました。それでもこれからどんどん老人が増えていく中でこのやり方は負担になりつつあります。

8月3日の「ブラックウッド怪談集」のところ植松靖夫訳では「彼女をしっかり抱きしめて、そのまま目の眩むような高さから下の谷へと飛び込みたい激しい衝動に駆られたが、なんとか思いとどまった。」となっていました。この方が自然ですよ。「心霊博士...」に同じストーリーが載っていました。

8月13日 「Gumblarにご注意」
各都立高校ではHPを公開しています。PC関連では都教委(従って校長も)が情報漏えいに神経質でしたが、あるとき校長から「HPを改ざんされた学校もある」と聞いたことがありました。「だってアップするにはパスワードが要るんですよ、どうして改ざんできるの?」と私、校長は憮然として「わからない」と首を振っていました。

それが今日、ftpソフトのFFFTPを調べていたら、パスワードを盗むウィルスがあったんですね。「FFFTP」をお使いの方、ご注意を。ニュースはこちら↓
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20091225_339670.html
改良版FFFTPはこちら↓
http://www2.biglobe.ne.jp/~sota/ffftp.html

早速改良版にしましたがパスワードだらけ(T_T)。
昔のPCはsetupをしなければなりませんでしたが、わからないので息子さんにお願いしたら、気持ちよくOKしてくれてちゃちゃちゃと手早く作業してくれたけど、PCにパスワードをかけ、「教えて」と言ったら「ヤダよ〜」とPCを乗っ取られてしまったお母さんがいました。
また、修理業者の話でお客の指示に従いパスワードを入れたら、紙に書いてPCにべタンと貼り付けた人もいるようです(^^;。

サイドバーのCPUガジェットが表示されないので何かの都合で消えてしまったのかな?とまた表示したんですが、次にPCを起動したら2つになってしまった。ガジェットは不安定ですね。おかしくなったのはこれで二度目です。
8月12日 「学生時代」☁☄☂
私の大学時代は学園紛争真っ最中の頃でした。貧しいので学生寮に入ったのですが、そういう風潮もあって新寮規闘争もしていました。寮がオンボロで新しい寮を建てる筈が、反対闘争をしてるから国は建ててくれず、学生はいつまでも居座って挙句は二階の床が抜けたことまでありました。新寮規というのは、「門限」「賃貸料値上げ」「管理権」などあったかと思います。当時は自治寮とか言って、寮生が入寮者を決め、寮費の収支決算も行っていました。つまり国は寮を建てるだけ、あとは学生の勝手にやらせてもらう、というものでした。そうはいうものの実態は、男子は教養部と学部で寮が変わるのですが、セクトによってはいれる寮が違う、しかも狭き門で、入寮選考は「腕立て伏せ」とか「縄跳び」とか体力テストで生き残った者の勝ち、という何ともいい加減なものでした。選考者は笛を吹くだけみたいな。まあ、あまりにも全員が貧しくてまともに選考などしてられない、という状況があったかもしれませんが。

その頃流行った歌で共感を得たのが貧しさを表現している歌詞です。「神田川」(南こうせつとかぐや姫)で「銭湯に行って外で待っている私の石鹸がかたかた鳴った」情景を歌っていると、私が思い出すのは、銭湯の帰途濡れた髪が氷柱になってバキバキしたことです(^^;

500miles
Not a shirt on my back, not a penny to my name, 背にはシャツがなく、一文なしで
Angie
With no loving in our souls and no money in our coats 心に愛がなく、上着には金もなく

家庭教師にでかけた帰途、電車賃が20円なのに、財布に18円しか入ってなくて、えんえんと一時間くらい歩いたことも覚えています。何とも驚くべき貧しさですが、当時はそれが当たり前で何とも感じませんでした。
では昔を懐かしんでAngie

8月11日 「心霊博士ジョン・サイレンスの事件簿」
かまってちょうだい! ああ、実は今日は入力二度目です。Siriusが邪魔をしてやっと落ち着き、PCの裏側でねそべっていました。しばらくしてShinが怒涛のごとくやってきて、キーボードの上に立ち、Siriusをバシバシと猫パンチ、画面はメチャクチャになり、HPBが落ちてしまいました、とほほ。甘えん坊のSiriusと嫉妬深いShinの一コマでした。(画像にマウスをのせてね。)

表題の本、予約の最後の本で、昨日受け取りました。2009年1月初版だそうで、真新しいのは嬉しい限り。英文を途中まで読んでいたのですが、どうもインターコム(インターホンは和製英語)の役目をしていると思われるtube、「伝声管」と訳しているのがすぐわかりました。訳者の造語かと思ったのですが、wikiに「伝声管…船舶内などにおいて、金属の管により音声の空気振動を拡散させずに少ない減衰で相手に伝達する。」とありました。ベルの電話機の発明が1876年、この作品は1908年に書かれています。大麻を服用して異様な気分になるところは筆者自体も経験しているのでしょうか、全てが滑稽、時間と空間の感覚が一変する、風景を聞いたり、音を見ていた・・・映画などでラリっている場面がありますが、へらへらしている頭の中はこうなのかな、と思いましたね。

畑の相棒から電話(徒歩で1分の距離で電話する人!)があり、「スイカが盗まれちゃった。」とのこと。二人が勝手にでかけては収穫するから、相手がとってもわからないなあと思い、「私はとってないよ」と話す。カラスにやられるから予防しないといけない、と花友のご主人は言っていましたが、人間にやられたわけです。人間にやられないようにするにはどうしたらいいですか?

玄関に鉢に入れて、ジャスミンにからまっているニガウリ、よく見たら10個くらいは実がついているようです。肥料もあげず、時には水切れして葉っぱが萎びているのですが、元気ですねぇ。「欲しくないものはいっぱい実がつくねぇ、これは誰も盗まないんだろうか?」と相棒と話していました。

8月10日 「特殊文字」  ☂⇒
機種依存文字とか特殊文字はWebやeメールで意図したように表示されるとは限りません。携帯から貰ったメールで、あちこちに「=」がついていたことがありました。これはその携帯の絵文字を使ったせいですね。

それでWebで特殊文字をどうしても入れたい、というときはソースにコードをそのまま入力するしかないわけですが、ここを見て、ハテナ?と思ったのが、ヷヸヹヺ。何と読むのでしょうか? va、vi、ve、vo かしら?

よくよく調べたら、HPB.ver10で「挿入」⇒「特殊文字」でこれだけありました。それで「¥」をクリックすると「ページ編集」画面に¥と表示され、ソースを見ると、¥ とちゃんとコードで記入されているんですねぇ。ところが、右の表にないものをソースにコード入力すると「ページ編集」画面ではまるで見えない、空白ですらできないですね。それでも「プレビュー」画面にすると、特殊文字も表示されます、当然なことに(^^)。

①②という丸囲み数字が欲しかったですねぇ。あれっ、画面を切り替えているうちに「ページ編集」画面のコード入力の場所に「 “ 」が入ったんだけど??? う〜む。因みに左上のnbspは空白ですね。non-break-spaceの略だとかいう話です。

これだけわかって使おうと思ったのは日付の横のお天気マーク、来年この日記を読んで参考にならないかしら。

8月9日 「Web問題作成」
今日は久しぶりの雨で、朝の気温25度、やはりこの方が快適ですね。お花の水やりもしなくていいし、快眠でした。でも土砂降りの雨になる可能性もあるのかな、天気予報によると。

昔Webで英語検定問題を作ったことがあります、生徒が受験したいというもので。今でもその作成サイトがあるかなあ、作れるかなあ、と作ってみたのがこれです。「大きな古時計」の問題、確認したい方は平井堅の「大きな古時計」英語ヴァージョン(Grandfather's Clock)をどうぞ。(先に問題を解いてね。)
 
今日はソースにコード入力して手のマークを入れ、embedタグでプレーヤーを埋め込みました。このプレーヤーは初めての試みです。普通にリンクを貼るとblankというウィンドウが出てしまうのが気に入らないので。

スピーカーアイコンが消えた!これで二度目、前はどうして直したっけ?と調べたら「再起動」しただけだった。今度は徹底的に直そうとサポートを見たら、サウンドドライバをアンインストール、再起動、再インストール、はあ、再起動したら今見ているページが消えちゃいますが(^^;、ああ忌々しい!

8月8日 「白衣の女」
ウィルキー・コリンズ作「白衣の女」(岩波文庫)を読み終わりました。最初はなんだか時代がかっていて、文字サイズが小さめだし、なかなか進みませんでしたが、だんだんひきこまれました。先日観た映画と大枠は同じですが、細かいところが違います。何故かというと、多分、時代が違い社会常識が違うからだと思いました。ひどい夫ならさっさと逃げればよさそうなものですが、逃げても大義名分がなければだめで連れ戻されるのがオチなんですね。それで映画では夫がDVになっていました。

ストーリー:青年画家ウォルターはさるお屋敷に雇われ、二人の令嬢に絵を教えることになるが、いつしかその令嬢の一人ローラと相思相愛になる。しかし、ローラは亡き父の遺言通り、准男爵パーシヴァルと結婚する。借金だらけの準男爵はローラの財産を狙い、ローラは罠にはまり、瓜二つの謎の女アンが死ぬと、代わりに精神病院に入れられ、自分は死んだものとして埋葬されてしまう。姉のマリアンが精神病院から救い出すが、本人のアイデンティティをどう証明するかという難題を抱える。――

このアイデンティティの証明が八方ふさがりなんですね。裁判のアリバイ証明みたいなもので、ある特定の日にどこにいて、何をしていたか、というのは過ぎ去ってしまえば難しい。しかもウォルターが調査に乗り出すと敵は汚い手を使って妨害工作・隠蔽工作をするわけですから、正攻法ではなかなかはかどりません。悪党の仲間フォスコ伯爵の抜け目なさがすごくて突き崩せない、実際に暴力を奮うわけではありませんが、人あたりがよく、人の気持ちの先を読み、というところが不気味です。この伯爵はでっぷり肥って服装は目立つものを着て、常に自信たっぷりの人物として描かれているのですが、第一人称が「余が」なんですね、英語は勿論「I」なんですけど。奇異な感じがしたのですが、じゃどうすればいい?「わしは」「吾輩は」「我は」?難しいですね。
8月7日 「サルスベリ」
三年目のファンフラワーが暑くて枯れてしまった。挿し木で更新しておいたので、全滅にはならなかったが。ニチニチソウですら、土にウィルスがあるのか枯れていく。

そんな中で庭のサルスベリは綺麗に咲いている。たくさん咲いてたくさん種ができ、冬になるとメジロがたくさんやってくる。種が無くなる頃りんごやみかんを枝にさして食べさせ、窓から眺めて楽しむ。

サルスベリのファンは多いと思うんです。しかし、うどんこ病、すす病にもなりやすいのではないでしょうか。この木も一度すす病になり、その年は見事に咲きませんでした。だから冬にたわしでごしごしこすったんですけど。昔の同僚で、「サルスベリがすす病になってしまう。毎年気をつけて丁寧に消毒するのになるんだ、そのたびに家内が『きちんと消毒しないから』と責めるんだよな、夫婦喧嘩の元なんだよ、サルスベリが憎たらしくなって、もう切りたい」と言ってたのを思い出します。彼の家のサルスベリが健在なことを祈ります。

8月6日 「トム・ヤム・クン!」
ムエタイアクション映画というものらしいのですが、タイの映画だというのでなんとなく観てしまいました。象がでてきて、水かけ祭りがあり、子供が子象に水鉄砲で水をかけると象が鼻の水鉄砲で応酬、子供は逃げ、象がとことこ追いかけ、今度は子供の集団で水鉄砲、たじたじとなった子象が逃げていきます、この辺はこの象、なかなか役者で微笑ましいのですが、この先は密輸組織なるものに父象も子象も盗まれ、それを取り返しにでかけるカームのアクション、アクションの連続です。タイ寺院に逃げ込むという、いかにもタイ名物らしいものも出てきます。それで敵がどんどん出てきて倒していくのですが、数が凄いです、床一面倒された人だらけで、もがきながら自分たちでアクションのスペースを空けなくてはいけません(^^; 

とにかく「ワイヤーを使わない、CGを使わない、スタントを使わない、早回しを使わない」というので、とてもリアル。打撃がほんとうにあたっていて、アクション好きには面白いでしょうね。タイ語と英語らしいんですけど、タイ語はもちろん分からず、英語は不自然で、切羽詰まっているときに、Bring him back.(彼を連れ戻せ!)とゆっくり話されても興がそがれます。この題名は象が連れていかれたシドニーのタイ料理店の名前ですが、日本の映画に「スキヤキ」と題名をつけてるようなものですね。
8月5日 「つくつくぼうしと白樺」
ツクツクボウシが庭で鳴き出しました。我が家では引っ越し以来ずっとこのツクツクボウシがいます。中古物件だったので、否応なく庭木があり、当時はなぜこんなに?と思うほど、白樺の木がありました。白樺は好きだけれど、北海道の原野じゃあるまいし、手入れが大変で、狭い玄関前に繁茂して、強風が吹くと屋根を打つし、屋根の雨どいには落ち葉がつまる、落ち葉は道路にも散らばるし、カミキリムシの被害にはあうし。

強風が吹いたある朝、窓から庭を眺めると、どうも風景が違う。明るくてなんだかすっきりしている。何だろう?と首を傾げて...白樺の木が無い!カミキリムシにやられて中が空洞になっていたのが強風で倒れ、隣家の窓近くまで伸びていたのです。ぞっとしました。そんなことで、玄関前の白樺も思いきって処理しました。

ここでツクツクボウシとの関わりなんですが、玄関前の白樺付近の地面にセミの抜け出た穴がたくさんあったのです。しかも、塀に抜け殻がたくさんくっついていたんですね。それで白樺を処分した途端に、穴は皆無になりました。当然、夏に鳴くツクツクボウシの数も減りました。白樺の根から樹液を吸っていたツクツクボウシの幼虫は死滅してしまったのでしょうか。

友人たちが我が家に集合したとき、ツクツクボウシが鳴き出して、一人がそれを指摘したら、別の友人が怪訝な顔をして、「キリギリスじゃないの?」と言いました。「ええ?!」で最後は大笑いになりました。それというのも、この友人というのは私たちの間では「よく物を知ってる人」「何でもそつのない人」だったからでした。

ツクツクボウシが鳴くと夏の終わりだというけれど、いやいやどうして。お隣さんが言うには、「海辺の砂浜にいるよう」です。Siriusが一緒に外に出ていると、「シーちゃん!」と呼びかけていましたが、「夏で食欲が衰えませんか?」と訊かれ、私自身のことかと思っていたら、Siriusのことでした。「いいえ、よく食べています!」--スーパーに行くと、入口のところからもう揚げ物の匂いがムッとしてきます。それだけで私は食欲減退してしまいますが、あれだけ豚カツやコロッケを買って食べる人がいるんですねぇ。
8月3日 「暑い!」
朝7時だというのに外へ出たらもう暑かった。昼ごろ、銀行へ行ったら、自転車でのろのろ走っているのに腕に熱風がからんできました。まだ34度だそうですが、ほんとに暑くなると40度を越す時期もあるんですよねぇ。銀行ではいつも家に訪ねてくる若い人がにこにこして奥から近づいてくると「こんにちは」と挨拶していました。彼はいつも外回りで今日は中にいられる日なんでしょうか、よかったねぇ、と思いましたが、お昼休みで帰っていたのかもしれない。

先日借りた「ブラックウッド怪談集」(中西秀男訳、講談社文庫)を読んでいるのですが、はっきり言って訳があまりうまくない。たとえば「彼は不意にイルゼを抱きしめて目もくらむ深い谷間へ飛び下りたくなったが、やっとのことで彼はその衝動を抑えた。」、He only just controlled the wild impulse to take her in his arms and leap from giddy perch into the valley below.
「目が回るような高台から下の谷へ彼女を抱いて跳びたいという荒々しい衝動をやっと抑えた」が直訳。ここにある「彼は」は二つとも要らないです。全体的に一つの文が長いのでわかりにくいんですね。それと、英文は中間話法になっているのだろうと思うところの訳がどうも中途半端で「です・ます」体と「だ・である」体が混じっていて、しっくりしません。実際、自分で訳してみると、どうもうまくいきませんけどねぇ。英語で読んだ方が早くてわかりやすいような気がしてきました(^^;
8月1日 「収穫&次の準備」
畑へ行って枝豆の残りを全部抜き、掘り起こして、草を抜き、堆肥と鶏糞を混ぜ、キュウリ苗を植えました。たくさん作業しているみたいですが、ほんの少しの場所なので、大した作業ではないのです。収穫したものをもって直接知人の家によりました。なんだか遠慮しているなあ、と思ったら、家族全員風邪をひいててうつるから、とのことでした。何故か知らないけど風邪を10年ほどひいたことがないので平気です。枝豆とミニトマトをあげました。ミニトマトは食べておいしいと喜んでくれました。おいしくないんだけど、スーパーで売ってるのと同じくらいはおいしいかもしれない(^^;

畑の作物は結局どれもこれも無農薬でやってしまいましたが、まあ、そういうわけで、たんぼで生まれた?青蛙がいっぱい出てきて、一時期は枝豆の葉っぱの上にぴょんぴょん可愛い顔をだしていましたよ。これだけいたら相当虫を食べてくれるなあと頼もしく思えました。

図書館から連絡があり、予約の本が手に入ったとのことで受け取りに行きました。7月26日の予約だったので一週間かかっていますね。エアコンはつけっ放し、全自動洗濯機のスィッチを入れ、PCでは映画のダウンロードに時間がかかるので、これもつけっ放しででかけました。